私が、高校生だったころ起こった事件です。今思い出しても切ないというか、なんというか・・・。心が痛いです・・・。
忘れられない出来事のひとつ。
今となっては、貴重な体験。。。。

体育の授業は、ハンドボール。交代でキーパーをしながら、ボールを投げる。という、結構無意味な授業だった。ずっと、繰り返ししてるだけ。他にも違うことできただろ・・・。体育なんだし。

実は、基本的にキーパーは好きじゃない。ソフトとかのキャッチャーも苦手です・・。ボールが自分に向かってくるのが嫌みたい。ポートボールは、平気なんだけどね(笑)
そして、私がキーパーの番が来ました。
友達のきよちゃんが私にボールを何度か投げているうちに、私の左の指におもいっきり当たりました。で、かなり痛くて、その後更衣室で着替えようと思うのですが、私の左手ひとさし指は、
着替えられないぐらいに指がみるみる腫れ上がってきました。もちろん、内出血も。

私が涙を流しながら着替えていると、周りのクラスメイトの声が聞こえてきました。
「どうせ、大げさに言ってるだけだよ。」
「本当は、全然なんともないくせに。」

私は保健室に行き、学校のすぐ側にある病院へ。病院でレントゲンを撮ると、骨折。
私の指は、包帯ぐるぐるまき。
私は、ああ骨折したのが、左手でよかった。と安心したのです。
右手がつかえないと、大変。絵も書けないし(笑)←そこだけが心配だった。

私が、教室へ戻るとお弁当の時間でした。やばいです。早く食べないと!!
そして私が食べ終わって、ふときよちゃんを見るとお弁当を一口も食べず、そのまま机の上に置いてありました。
私にボールをぶつけて、かなりへこんでいるのがわかりました。んー。心配そんなにしなくてもと思いつつ、きよちゃんに報告しました。
もちろん、明るく。別に彼女を恨むとかは、なかったです。ああ、私・・鈍くさいな・・・と恥ずかしいぐらい。の気持ちだったので。
「きよちゃん、左手の指骨折してただけだから、大丈夫だよ。すぐ治るって。」と報告したのです。でも、彼女は、私の前で「ごめんなさい」と号泣。で、彼女の持病の過呼吸になってしまったのでした。
そうすると、彼女は他の人に何を言われても返事ができない。自分が苦しくて精一杯だから。そりゃあ、もう私はクラス中攻められまして(涙)
痛い思いをして、病院から帰ってきたら、みんなに攻められ。私が何を言っても聞く耳もたず。。
教室に居られないような空気になってしまいました。

当時、私は保健室の先生(女性)が大好きで、いつも暇を見つけては通っていたのです。
いつも一緒にいるお友達数人と保健室に行って、先生に報告。
こんなことがあってね。私どうすればいいの?って。かなり、泣きわめきました。恥ずかしい(笑)

大好きな先生は、
「真実を知っている人が一人でも居れば大丈夫だよ。米田さんは、悪くないじゃない。
こんなに痛い思いをして、骨折してるんだから。元気出しなさい。」って。
かなり、元気が戻りました。なんて、ステキな言葉なんだろう。


後から聞いたのですが、私が病院に行っている間、きよちゃんはずっと英語の授業中も泣き続けていたらしいです。
そりゃ、私が悪者にされて当然かもしれません。

ちなみに担任にも悪者にされてしまいました。
ああ、馬鹿矢野!!お前なんか大嫌いだ!!高校生活二年間担任だったなんて、最悪だ・・。
そして、きよちゃんは、クラスのみんなにフォローの一つもその後いれず・・・。そのままの状況でした。
だから、周りの人がどう思っていたかは、不明ですが。
まあ、あんまりよくは思っていなかったでしょう。


数年後、卒業して彼女に会ったときに、この時の気持ちを伝えました。
「ああ!あの時は、本当にごめん。本当に私が悪かった。」

ま、済んだことですけど、謝って貰えてうれしかった。


2003.5.19.
※以前、サイトのエッセイに掲載したものをブログに改めて載せてみました。