ハロウィンかぼちゃと息子『四歳のやんちゃな君へ』
(米田こずゑ、三十一歳。息子への手紙)

2000年10月8日に君が生まれた。
陣痛が半端じゃないくらい痛くて痛くて大変だった。でも、産声を聞いた瞬間そんな痛みさえ飛んでいった。子供を産むことがどういうことか教えてもらったような気がした。
今までお腹の中にいた子供が私と離れて生きてる。とっても不思議な気分だった。今でも不思議に思う。ちゃんと人間って出来るものなんだなあ。って。自分が人間を産むことが出来たことがすごいなぁって思う。こうやって、みんな生まれてきたんだなあ。

君が生まれたとき、パパがずっと側にいてくれたんだよ。君のへその緒を切るときにワタワタしてて、ちょっと面白かった。君にも見せたかったなあ。へその緒は結構堅かったんだって。はさみで切りにくかったってパパが話してたよ。

四歳になった君は、ちゃんと大人と会話が出来るようになってきたね。幼稚園に行く前は、宇宙語ばかり話していたのにね。これも不思議に思うんだ。最近では、ちゃんと自分で考えて会話してる君がすごい!日々成長していく君を見るのが楽しみです。でも、生意気なこととか言う君は嫌い。
だから、寝ている君を見ると私はホッとしちゃう。寝顔を見る度に「なんて、可愛い子なんだ!」って呟いちゃう。

幼稚園での行動はママ結構チェックしてるよ。幼稚園での御仕事中見てたりするし、いつもお友達のママ達や先生達にも「かっちゃん、○○してたよー。」って教えて貰えるんだ。幼稚園では、「泣いてるお友達にハンカチで涙を拭いてあげてたよ。」って聞いたときは、とってもビックリした。そんな行動まで出来るようになってるんだ!って、ママが見ていない所でもちゃんと行動できるんだね。感動したよ。

今は、何かあると「ママー!!」って頼ってくれるけど、将来が心配。きっと、あまり頼ってくれなくなっていくんだろうね。悲しいけど、それは君が成長してるってことだからいいかな。
でも君から「ママなんか死んじゃえ!」と言われるたび、ママ悲しくなるんだよ。何か悪いことをしてママに怒られるたびにその言葉を言うのをやめて欲しい。私はかなり凹む。御飯とか作りたくなくなるもの。何もしたくなくなる。気力ゼロです。一日ブルー入ってるよ。だから、今日もブルー入ってる。(涙)

やっぱり、もう私は君がいないと生きていけない。君がいなくなることとか考えられない。だから、君が病気になる度にママが代わりに病気になればいいのに。って何度も思ってた。今でもだよ。君が入院したときは、辛くて辛くて・・・。たくさんの点滴を打っている姿をみるのがとても辛かった。退院したときは本当に安心した。
今でも、夜中に咳が止まらない君が心配で私は眠れません。ちゃんと呼吸出来てるか寝息確認とかしちゃいます。君が生まれて間もない頃からチェックしてる。心配なのです。
君がいないと本当に私は生きていけないんだよ。

まっすぐな大きくキレイな瞳で私を見つめる度、心がキュンとなる。かわいいなあって。自分が生み出したものだからなのか、君がとってもかわいい。とても愛おしい。
愛おしいから君を叱ったりするんだよ。嫌いな子だったら何もしないから。放置プレイ大好きだしね。
それを分かって欲しい。君のためにすべてしてるってことを。君の為にママは生きてるってことを。

このまま元気で大人になって欲しい。優しい大人に。
ママは、君を愛している。ずっと、これからも。

克弥大好きだよ。